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言葉との向き合い方がビジネスでは全てというお話

『言霊』という言葉があります。聞いたことぐらいはありますか?

僕たち日本人の御先祖様は「言葉に魂が宿る」と考えていました。
本当にその通りだと思います。

あなたの発する言葉は、そのままあなたの内面や行動に反映される。

    「あのクライアントはクソだ。」
    「アポが取れない。これは試練だから乗り越えんとな」
    「いや、まじここ人生の分岐点やからやらなやばい。死ぬ。」

これは僕が営業を始めたての時の時に切羽詰まってた時に日記で使っていた言葉です。
読むとどうですか?
すっごいネガティブであまりいい気持ちはしないですよね。

僕は営業マン・マネージャー・セミナー講師・コンサルタントとしてなど、
言葉を使って仕事をするシーンが圧倒的に多い仕事をしています。
だからこそ、大切にしたいと思っているのが自分が扱う言葉です。

人間なので常にポジティブでいろとかそういうことを言いたいわけではないです。
当然、ネガティブな事象は誰にでも起こり得るなと思います。
ただそんな時に「ネガティブな言葉」を、避けるようにしたいというか、言い換える努力をしています。

自分が使う言葉が堅苦しく、ネガティブなことを使っている時って、
とにかく結果は出ませんでしたし、「やらなきゃ」という自分への追い込みだけが加速して空回りしていました。

心の余裕の無さが、普段使う言葉や文面にあふれている。

ただ意識的に言葉を変えると不思議なことに考え方や行動、それに連動して結果も変わってきました。
例えば「税金たけーな」とふと思ったとしても
「自分も少しばかり日本に貢献できた」
みたいな言い換えをするようにしたんです。笑

仮にあなたが営業マン3日間新規のアポイントが取れておらず、上司に詰められているとしましょう。

ここで「この試練をなんとか乗り越えねば」と思っていると、
「俺は出来損ないのダメ人間だ」というようなネガティブで暗い自己イメージが作られてしまいます。
しかし、切羽詰まっているときこそ、あえて一度軽く言い換えてみると気持ちは楽になります。

例えばですけど、「下積み時代のネタ」と考えてみるといいかもしれません。
こう言い換えるだけでも気持ちも、やることも、結果も変わってきます。

「試練」「逆境」として考えるのと、
「これはネタだわ」と考えるのとでは全く感覚が変わってくるからです。

言葉の引越し

アポ取りがうまくいっていないことも「下積み時代のネタだわ」と考えていると、

    「ここから巻き返したらかっこいいだろうな」
    「上司になった時に部下にどう乗り越えたかを語ってやろう」

と、明るく前向きに問題解決に取り組めるようになります。
どうせ問題にはぶち当たりますし、その度に対処しなければいけません。
ただその事実に対しての自分の気持ちやモチベは言葉で変えられます。
逆境も成長のチャンスと感じられるぐらいの図太さは事業主や営業をやっていくならやはり大事です。

そうすると問題との付き合い方もネガティブなものではなくなります。

もちろん、言葉だけ変えても結果がすぐに変わるわけではないです。
ただ結果に後々大きく関わってくる要因として言葉があることは覚えておいてください。

あなたが今、負のスパイラルにはまっているのなら、まずは「言葉の引越し」から意識して見てください。
言葉→思考→行動→未来/の順番で変わっていきます。

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